2017年10月1日日曜日

10月のホサナだよりから

YMCAあつぎ保育園ホサナ・ホサナだよりから

アブラハムは、主の言葉に従って旅立った。
( 創世記12章4節 )

 旧約聖書のお話しです。75歳になっていたアブラハムは、それまでに蓄えた全財産をたずさえ、妻サラ、甥のロトと周りの人々共に、知らない土地へ移っていきます。神さまは、具体的に目的地を指示しませんでした。アブラハムはそれでも、神さまを信じ、行動に移したのです。その後、神さまはアブラハムに広い土地と、多くの子孫を与えました。それがアブラハムが旅立つ時の神さまとの約束でしたから。
神さまは私たちに幸せになることを約束してくださっています。私たちにも具体的なゴールは見えません。でも、神さまを信じていると、かならず神さまは約束を果たしてくださることが、聖書の物語の中には、描かれています。
セミの鳴き声もいつのまにか小さくなり、公園のわずかな植木の中からも秋の虫の声が聞かれるようになりました。10月に入ればすぐ運動会です。
今年度もいよいよ後半に入ります。乳児組の子ども達は、4月に比べていろいろなことができるようになりました。バナナ組の子ども達も自分たちで紙をちぎったり、丸めたりして遊ぶことが大好きになって、遊びの幅が広がってきました。小さい手を使って、いろいろなことにチャレンジしています。
幼児組の子どもたちは、大和YMCAや、厚木市内の高齢者施設に出かけていって、おじいちゃん、おばちゃんと手遊びを一緒にして遊んできました。ホサナの子ども達が、踊ったり歌ったりする姿を見ながら、笑顔になるおじいちゃん、おばあちゃんを見て、子ども達も本当に嬉しく感じていたようで、「また行こうね。」と帰りの途上でお話ししてくれました。
保護者懇談会でもご報告したとおり、10月から、YMCAのマークが新しくなります。「見つかる。つながる。良くなっていく。」YMCAを、これからもどうぞよろしくお願いします。

<園長 野澤ひらく>